Q&AHOME > Q&Aご来店前に チェック!皆様からお寄せいただくご質問の中から、代表的なものをピックアップ致しました。補聴器をこれからご検討される方や、現在ご使用中の方にもご参考いただけるかと思います。ご来店前に気になる項目がございましたらチェックしてください。Q&A・補聴器にはどんな種類があるのですか?補聴器には、耳あなにすっぽりと納める耳あなタイプ、耳のうしろにかけて使う耳かけタイプ、補聴器本体をポケットに入れたり首から下げてイヤホンコードで聞くボックスタイプの3種類があります。また、他にも骨導補聴器というものもございます。 ・いつ頃から補聴器を使うのは最適ですか?きこえの不自由さに気づかれたら、なるべく早い段階で補聴器を使用するのが好ましいです。聴力の低下は30代からすでに始まっています。難聴が進むと高い音から聞きづらくなり、聞こえる音が減っていきます。補聴器を早く装用することによって、耳や脳が補聴器の音に順応しやすくなります。併せて、脳の言葉を聞き取る力を維持するのにも寄与すると言われています。・補聴器は両耳に装用するのが良いと聞きますが?片目で見るより両目で見る方が疲れず立体的にモノを識別できるように、補聴器も両方の耳に装用することで以下のようなメリットがあります。 ・音の方向や距離感がわかりやすいので車などが接近しても安全。 ・騒音や雑音の中でも、言葉が聞き取りやすくなる。 ・左右どちらからの会話も聞き取りやすくなる。 ・聞こえる範囲が広がり、音の臨場感が増す。 ・耳が疲れにくく、長時間の装用が楽になる。 ・アレルギー体質ですが大丈夫ですか?補聴器の装用により湿疹やかゆみなどアレルギー症状のあるお客様へは、アレルギー対策のオプションをご用意しておりますので、あらかじめその旨をお伝えください。ただしアレルギーが強い方は、医師とご相談されることをお勧めします。・補聴器を使用すると聴力が悪化しますか?ご自身の聴力へ適切に調整された補聴器であれば聴力を悪化させることはありません。むしろ更なる聴力の悪化を予防することが期待出来ると言われています。しかし、適切に調整されていない補聴器を使用しつづけると、聴力を悪化させる恐れがありますので注意が必要です。聴力を悪化させないために、ご自身の聴力に対し適切に合わせた補聴器をお使いいただく事が大切です。当センターでは聴力を測定したうえで適切に調整を施していますのでご安心くださいませ。・補聴器の価格はどのくらい?「補聴器」という名称は厚生労働省から医療機器として認められたもののみを指します。補聴器の価格は様々で、耳あなに入れるタイプ(耳あなタイプ)は、92,000円~680,000円。 耳にかけて使うタイプ(耳かけタイプ)は、50,000円~670,000円と、どちらも幅広いラインナップになっており、製品価格が上がると補聴器機能は、それに比例して充実したものになります。なお、補聴器は法律で定められた管理医療機器のため消費税のかからない非課税対象商品です。・補聴器の耐用年数はどのくらいですか?一般的な補聴器の耐用年数は4~5年くらいと言われていますが、お客様の中には10年近く使っている方もいらっしゃいます。補聴器は耳の中という多湿な環境で1日中使用するので傷みやすいです。長くご使用いただくには、定期的な点検や毎日のお手入れが非常に重要になります。・補聴器のお手入れ方法は?補聴器を外した時は、表面についた水気を乾いた布でしっかり拭き取り、付着した耳垢やホコリは付属のブラシで払って掃除をして下さい。電池を取り外して補聴器を乾燥ケースへ入れて保管していただくことも大切です。・ピーピーと音がするのはなぜですか?ハウリングをおこしています。ハウリングとは、耳栓やイヤモールドが耳にきちっと収まっていないか、補聴器の形状が耳に合っていない時に起こります。耳かけタイプの場合には、耳栓の大きさや形状を変更することで改善を期待出来ますが、それでも抑まら無い時は、お客様専用の耳栓(イヤモールド)をお作りすることをお勧めいたします。耳穴タイプの場合には、メーカーにて再作するか、当センターにて修正する事により改善を期待出来ます。・装着していない状態で「ピー」という音がしないときは故障でしょうか?軽度難聴に適合した補聴器では「ピー」という音がしない場合もありまが、多くの補聴器は掌で包めば「ピー」という音がします。音がしない場合は以下の項目を試してみてください。・マイクの音口とイヤホンの音口に耳垢や水滴、あるいはゴミなどが詰まっていないか確認してください。詰まっている場合は付属のブラシで払って掃除してください。・電池が切れている場合もありますので、新しい電池へ交換してください。・ボリュームが最低ではないかということも確認してください。最低の場合は標準の位置まで戻してください。それでも音がしない場合は故障が考えられますので当センターへご相談くださいませ。・補聴器から電磁波は出ていますか?身体への影響はありますか?補聴器から放射される電磁波は微弱なので、健康な身体に影響を与えることはありません。・補聴器をつけると自分の声が変わってきこえるのはなぜですか?自分の声が変わって聞こえる原因は、補聴器によって外耳道(耳の穴)が塞がれるためです。外耳道を塞ぐと、声帯などの振動が頭蓋骨を通して外耳道を振動させます。補聴器をつけると、振動は外耳道と鼓膜の間に留まることになり、その結果、自分の声が変わってきこえるのです(外耳道閉鎖効果)。これを軽減するには、ベント孔(通気口)を開ける等の外耳道に留まる振動を、外へ逃がす処置を施すとよいでしょう。