補聴器の寿命や買い替え時期と長持ちさせるコツ・故障対応ガイド

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補聴器は毎日の生活に欠かせない医療機器です。

しかし、「いつ買い替えればいいのか分からない」「壊れたときどうすれば?」と悩む方も多いでしょう。

扱い方次第で寿命が大きく変わるため、正しいお手入れや故障時の対応、買い替えの判断基準を理解することが大切です。

この記事では、補聴器の寿命や買い替え時期、長持ちさせるためのメンテナンス方法、故障への対策から専門店のサポートについて詳しく解説します。

補聴器の平均寿命と買い替え時期の目安

補聴器を装着してほほ笑む女性

補聴器は平均して5年程度使用できる医療機器ですが、使用状況やお手入れ次第で寿命には違いが出ます。

多くの人は3〜7年の間に何らかの調整や買い替えを検討します。

では、どんなサインで買い替えを考えるべきなのでしょうか。

買い替え検討の主なサイン

補聴器の買い替えを考える主なきっかけは以下の通りです。特に複数の症状が重なる場合は、速やかに専門店での点検・相談が重要です。

  • 装用時の音質低下(音のこもり・歪み・ボリューム不足など細かく確認)
  • 本体や部品のひび割れ、変色、チューブや耳栓の硬化、フィルター目詰まり
  • 修理後も故障頻発(何度も同じ場所がトラブルを起こす場合)
  • 機種のメーカー保証終了、部品在庫切れ、モデル廃止
  • 聴力の変化やライフスタイル変更で現行補聴器が合わなくなった
  • BluetoothやAIなど新技術機能が必要になった場合

上記のいずれかが当てはまる場合は、相談後に無料の試聴や最新機種のフィッティングを体験すると安心です。

さらに、聞こえの変化は自分では気づきづらいことがあるため、家族や身近な方から「以前より聞こえづらそう」と指摘された場合も、点検のタイミングと考えましょう。

補聴器の寿命を長持ちさせる工夫

テーブルの上の補聴器

補聴器をできるだけ長く快適に使い続けるには、日常のケアが何より重要です。

正しいお手入れをすることで、機器の故障や性能劣化を防ぎ、快適さを維持できます。

ここでは一般的なメンテナンスのポイントを解説します。

毎日できるお手入れの基本

まずは補聴器を使用した後のケアからです。使い終わったら、やわらかい布で本体を優しく拭き、汗や皮脂、ホコリなどを取り除きましょう。

特に耳あな型は耳垢が入り込みやすいため、専用ブラシで丁寧に掃除することが大切です。

また、使わないときは乾燥ケースに入れて湿気を防ぎましょう。

日々のケアは、次の点を注意しながらお手入れしてください。

  • 補聴器の音の出口を清潔に保つため、ブラシで耳垢をこまめに除去
  • 電池や充電端子に水分が残っていないか綿棒で拭き取り
  • 汗や湿気には特に注意し、乾燥ケースや補聴器用乾燥機を活用

これらを日々行うことで、補聴器が長持ちし、性能低下を防ぎます。

梅雨や夏場などは湿気で基板が傷みやすいので、補聴器を使わないときは、必ず乾燥ケースや補聴器専用乾燥機に保管するようにしましょう。

メンテナンスにおすすめの頻度

定期的な専門店でのクリーニングや真空乾燥は、長持ちのために重要です。
メーカーや店舗では無料または低価格でクリーニングサービスを提供しているところもあります。

  • 2~3ヶ月に1回のクリーニングと真空乾燥
  • 耳栓やチューブ、フィルターなど消耗部品の定期交換も実施
  • フィルター交換、ベント掃除、電池蓋の清掃などプロによる細部チェック

専門店では、特に聞こえが悪い・音割れがする・操作性が落ちた場合に、カウンセリングと一緒に詳細な点検・調整が受けられます。

「メーカーによる有償のメンテナンス・分解クリーニング」も数年に1回程度を目安に利用すると、内部に入り込む皮脂や埃の蓄積による故障率低下につながるので検討しましょう。

電池・充電式補聴器の取り扱い注意点

補聴器に電池を入れている様子

補聴器が正常に動作するには、電池やバッテリーの管理も欠かせません。
電池・充電式それぞれの取り扱いポイントを押さえ、突然の故障を避けましょう。

電池式補聴器の注意点

電池は補聴器本体でも、特に適切な管理が重要です。

電池交換の際は極性(+、-)を間違えないように装着し、開封後はなるべく早く使い切ることが望ましいです。

電池に汗や水がついた場合はすぐに拭き取り、劣化を防ぐようにしましょう。

また、電池の大まかな寿命を把握して、不意の電池切れに備えて予備の電池を常備しておくようにすると安心です。

数日使わない場合は乾燥ケースに保管し、電池は本体から外しておくと長持ちします。

充電式補聴器の注意点

充電式補聴器は、毎日の充電習慣を守ることが長持ちの基本です。

充電時間を一定に保ち、長期間の過充電を避けるようにしましょう。

長期間使わない場合は、バッテリー残量にも気を配りながら保管してください。

旅行に行く際は、携帯用充電器などを持っていき、バッテリー管理を忘れずに行うことが大切です。

補聴器が経年劣化で壊れたときの対策

補聴器を触っている人の手元

どんなに注意していても、故障は起こり得ます。
突然音が出なくなったり音質が変わった場合は、まず基本的な確認から始めましょう。

故障時によくある症状と応急処置

ご自身で確認できる対策リストはこちらです。各症状ごとに対応法も付け加えました。

  • 音が出ない:電池残量・極性の確認、充電式なら充電状態リセット。乾燥不足が原因のことも
  • 音が小さい・割れる:耳垢詰まりやマイク部のゴミ除去、フィルターや耳栓清掃を実施
  • ハウリング:耳栓やチューブの緩み、劣化部品がないか点検
  • 水濡れ:電池やバッテリーを外してすぐ乾燥ケースへ。乾燥不足の場合は販売店の乾燥サービスを利用

顕著な症状が長引く、複数の症状が同時に現れる場合は必ず専門スタッフの診断・修理が必要です。

愛知県補聴器センター・岐阜県補聴器センターでは、点検・クリーニングが無料でできるので、お近くの方はぜひご相談ください!

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修理と保証について

補聴器の保証期間は通常1年から3年です。

期間を過ぎた場合は有償修理になることが多いですが、最新モデルへの買い替えを検討するタイミングにもなります。

保証の有無や修理対応は購入店やメーカーによって異なるため、購入時に確認することが重要です。

専門店で受けられる安心のサポート体制

地域の補聴器専門店では、購入前の相談から購入後の点検・修理、さらに補聴器の調整まで幅広く対応しています。

担当スタッフが聞こえの変化や生活スタイルに合わせて最適な提案をしてくれるため、初めての方も安心です。

店舗で利用できる主なサービス

  • 聴力測定と聞こえの調整
  • 無料・有料のクリーニングと分解掃除
  • フィッティング調整や各種測定
  • 部品交換や修理対応
  • 店頭での補聴器のお試し

他店購入の補聴器でも対応してもらえるケースが多く、困りごとは早めに相談するのが快適な補聴器生活のコツです。

まとめ

補聴器は正しい使い方と日々のケア、そして定期的な専門店での点検が長持ちのカギです。

買い替え時期のサインやお手入れ方法を知り、有効に使うことで、快適な聞こえと生活の質を維持できます。

また、補聴器のメンテナンス方法・買い替え時期・保証などは機種やメーカーごとに異なりますので、継続的にご自身が使っているメーカー名やモデル名をメモしておくのも有効です。

新製品や新技術の情報(Bluetooth対応、AI補正機能など)も定期的に確認すると、必要なタイミングで買い替え候補を効率よく探せます。

愛知県補聴器センター・岐阜県補聴器センターでは、豊富な知識と経験を持ったスタッフがご案内するため、補聴器の買い替えやお手入れについても安心してご利用いただけます。

補聴器のことで気になることがあれば、ぜひお気軽に相談してみてください。

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