補聴器の主要6メーカー徹底比較!日本製と海外製の違いも解説

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「補聴器を作りたいけれど、メーカーが多すぎてどれが良いのか分からない」 「日本製と海外製、結局どちらを選べば安心なの?」

補聴器の購入を検討し始めたとき、まず直面するのがこのようなお悩みではないでしょうか。

特に、初めて補聴器を検討されている方や、以前購入したもののあまり使わなくなってしまったという方にとって、各ブランドの個性と自分に合うポイントを把握しておくことは、失敗を回避するための重要なコツとなります。

本記事では、国内外の大手メーカー・ブランド6社の特徴を深掘りし、「どんな人におすすめか」を比較します。

さらに、よくご質問をいただく「日本製と海外製の違い」についても解説しますので、購入時の判断材料としてぜひご活用ください。

各メーカー・ブランドの補聴器の特徴とおすすめ層

耳の聞こえを示す選と耳に手を当てている人

補聴器は世界中に多くのメーカーが存在しますが、日本国内で広く普及し、信頼性の高い「主要6社」があります。

それぞれのメーカー・ブランドには得意とする技術や音質の傾向があります。ここでは、各社の強みと、どのような方に選ばれているかをご紹介します。

シグニア(Signia)の補聴器

ドイツ生まれの大手補聴器メーカーで、旧シーメンス補聴器ブランドを継承しており、雑音抑制技術や先進のAIアルゴリズムによる「言葉と雑音の選別」が際立ちます。

レストランや街中などの騒がしい環境でも、聞きたい人の声だけを強調できるロックオン機能や、自分の声の違和感を抑えるOVP(Own Voice Processing)機能など、現代的な機能に対応したモデルを多数展開しているメーカーです。

シグニアはこんな方におすすめ

  • 雑音環境下でもクリアな会話を求める方
  • AI/デジタル機能の快適性や多人数会話の性能を重視する方
  • おしゃれ・デザイン性と最新鋭の装着感を重視したい方

ベルトーン(Beltone)の補聴器

デンマークGNグループの姉妹ブランドで、目立たない小型モデルやBluetooth連携に対応したラインナップが魅力です。

リサウンド同様、アプリ制御やスマートフォン連携を重視し、直感的な操作性・カスタマイズ性に強みを持ちます。

業界でもトップクラスのコスパと、お求めやすい価格帯で親しまれています。

ベルトーンはこんな方におすすめ

  • 初めて補聴器を使う方
  • コストパフォーマンスを重視する方
  • スマホなどデジタル家電に慣れたアクティブシニア

リサウンド(ReSound)の補聴器

デンマーク発のグローバル大手ブランドで、世界最小のハイパワー充電式補聴器「リサウンド・エンツォ IA」などを取り扱っています。

リサウンドの補聴器は原音に近い音質で再現されるので、自然な聞こえで補聴器をご利用いただけます。

その他、リサウンドはストリーミング機能やアプリなどで、他のデジタルデバイスとの連携が行いやすいのも特徴です。

リサウンドはこんな方におすすめ

  • 音質と自然な聞こえを重視する方
  • デジタル機器との連携に関心が高い方
  • 若年~高齢問わず幅広いユーザー

スターキー(Starkey)の補聴器

スターキーは補聴器の中でも老舗のメーカーで、オーダーメイドの耳あな型補聴器が有名です。スターキーの補聴器は「疲れない補聴器」としても評判で、AIによる聞こえの調整を行うタイプも販売されています。

また、スターキーのAIは聞こえだけでなく、転倒検知や健康管理連携など、“補聴”を超えたウェアラブル機能もいち早く導入しています。

スターキーはこんな方におすすめ

  • 補聴+ウェアラブル機能を試したい方
  • 運動や外出が多いアクティブユーザー
  • 自分の耳にぴったり合わせたいこだわり派

補聴器メーカー|コルチトーン(CochlearTone)

日本発の歴史ある国産メーカーで、創業以来一貫して自社開発・生産・直営販売を貫き、アナログ補聴器や骨伝導型、用途に応じた多彩な器種をラインナップしています。

小さなお子様から、ご年配まで幅広い層に愛用者がいるのも特徴です。最近は充電式デジタルモデルも登場し、使いやすさ向上に力を入れています。

コルチトーンはこんな方におすすめ

  • 国産志向の方、安全性・長期修理対応を重視したい方
  • 初めての方や「簡単に使える補聴器」が良い方
  • 子どもから高齢者まで、幅広い世代

ユニトロン(Unitron)の補聴器

カナダに本拠をもつソノヴァグループの補聴器です。世界市場でよく知られたブランドで、日本国内の認定補聴器専門店でも取扱店が多い補聴器です。

ユニトロンの補聴器には「インテグラOS」と呼ばれる独自の環境認知システムが搭載されており、街中やご自宅など、状況に合わせた聞こえを自動で調整してくれます。

また、突発的な音を和らげる機能が、すべてのモデルに搭載されているのも特徴です。突発音を抑制する機能は他のメーカーでは上位モデルのみであるケースも多い中、全てのモデルに搭載されているのは珍しいのではないでしょうか。

ユニトロンはこんな方におすすめ

  • シンプルな操作や価格バランスを重視する方
  • 初心者~リピーター問わず
  • 世界基準の補聴器選びに興味がある方

補聴器の主要6メーカーを徹底比較!

店舗に並べられている補聴器

どのメーカーを選ぶべきか判断するためには、各社の得意とする機能や提供している価値を横断的に比較することが最も効果的です。

特に、雑音に対する強さ、デジタル連携、デザイン性、そしてコストパフォーマンスは、補聴器選びの重要な基準となります。

以下の比較表では、主要6メーカーの技術的な特徴と、どのようなユーザー層に特に支持されているのかを分かりやすく整理しています。

ご自身のライフスタイルと照らし合わせながらご確認ください。

メーカー 国/地域 音質・機能の特徴 デザイン おすすめ層
シグニア ドイツ 言葉と雑音の分離・AI・装着感 高い 雑音環境/最新技術志向
ベルトーン デンマーク コスパ/アプリ/小型/簡単 普通 初心者/デジタル好き/コスパ
リサウンド デンマーク 自然な音質/無線連携/アプリ 高い 若年~高齢/ナチュラル志向/スマホ連携
スターキー アメリカ AI/健康管理/オーダーメイド/防水 高い 健康志向/外出派/カスタム希望
コルチトーン 日本 アナログ/骨伝導/充電式/直営サポート 普通 国産/操作簡単/幅広い年代
ユニトロン カナダ ユーザーテスト/シンプル/多モデル展開 普通 世界基準/シンプル派/初心者

このように、海外大手メーカーはそれぞれAIやデジタル連携、自然な音質といった分野で個性を競い合っていることが分かります。

一方で、コルチトーンは国内ユーザーのニーズに合わせたサポート体制と独自の製品ラインナップで強みを発揮しています。これらの情報を参考に、次に解説する「日本製と海外製の違い」をさらに深掘りして、ご自身の補聴器選びの軸を定めていきましょう。

日本製の補聴器と海外製の補聴器を比較

補聴器選びでよくあるご質問の一つが、「日本製と海外製、どちらが良いのですか?」というものです。

日本製は、主に今回ご紹介したコルチトーンや、リオネットなどが代表例です。

一方、海外製はシグニア、リサウンド、スターキーなどを筆頭に、実は世界市場シェアの99%以上を海外ブランドが占めています。

ここでは、日本製・海外製の補聴器のそれぞれの強みをご紹介します。

日本製補聴器の強み

日本製の補聴器の強みは、やはり「安心感」と「日本の環境への適応」です。

たとえば、コルチトーンは、補聴器の設計から製造まで、すべて日本の自社工場で行われているので、「日本製のものが気持ち的にも安心」というような方に人気です。

海外製補聴器の強み

ここまでご紹介してきたように、補聴器の主要ブランドはほとんどが海外製です。

ヨーロッパを中心にマーケットを広げてきた補聴器は、全世界のシェアでみても9割近くがヨーロッパ系のブランドから販売されています。

シェア率が高いということは、それだけ補聴器の性能も高く、最先端の技術が搭載されているということです。

そのため、「目立たなくて高性能な補聴器が欲しい」という方には、海外製の補聴器がおすすめです。

補聴器の「価格」と「機能」、どうやって選ぶべき?

補聴器は高額な買い物となるため、価格と機能のバランスは購入を決定する際の重要な要素です。

一般的に、価格が高いモデルほど、騒音抑制機能や自動環境認識機能が高度になり、より複雑な環境(例:レストランや会議室)でも快適な聞こえを提供します。

しかし、ご自宅や少人数の会話が中心の生活であれば、ミドルレンジモデルでも十分な性能を発揮することが可能です。

重要なのは、「多機能な補聴器=自分に最適」とは限らないという点です。ご自身の生活環境と予算を補聴器の専門家と相談しながらすり合わせ、必要な機能が搭載されたモデルを選びましょう。

補聴器の比較と選び方のコツ|まとめ

どのメーカーが良いかは「用途」「生活スタイル」「予算」「音質重視か機能重視か」で大きく変わります。

特に初心者や高齢者の方は、地域の専門販売店で複数メーカーを実際に比較・試聴して納得のいく一台を決めてください。

  • 騒音環境重視、AIや多人数会話が多い→シグニア・リサウンド
  • オーダーメイドや健康管理機能も欲しい→スターキー
  • コスパ、初心者、スマホ好き→ベルトーン
  • 安全志向・国内サポート→コルチトーン
  • 価格も重視、よりシンプルに使いたい→ユニトロン

まずは「生活シーンに合うか」「専門家のサポートが得られるか」を重視し、一歩踏み込んだ上で最適な補聴器を選びましょう。

愛知県や岐阜県にお住まいの方は、ぜひ愛知県補聴器センター・岐阜県補聴器センターで、聞こえのプロにご相談ください!

聞こえが変われば、会話が変わり、生活がもっと楽しくなります。 まずは一度、お店で「聞こえる感動」を体験してみませんか?

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